三鷹光ワークス 製品開発プロジェクト1

詳細:Project1

超微細手術への道を開く高解像度立体視顕微鏡と新医用器具の開発

(平成14年度・平成15年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業)

研究開発期間

平成14年8月~平成16年3月

研究開発費用

53,484千円

(平成14年度 30,731千円(税込))

(平成15年度 22,753千円(税込))

参加機関

電気通信大学、帝京大学

三鷹光器株式会社、株式会社河野製作所

株式会社まちづくり三鷹

プロジェクトリーダー

三鷹光器株式会社 代表取締役 中村勝重

研究開発のねらい

医療分野の眼科、脳外科、整形・形成外科などでは、微小外科手術が必須の技術になっているが、現在の機器及び技術では限界がある。これに応えるため、手術用の高解像度立体視顕微鏡(目標最高倍率50倍)、及び操作時の振動を吸収する顕微鏡懸架装置(3秒で振動停止、システム重量220・)を開発するとともに、超微細手術を可能とする極細針(直径30μm)と糸(直径15μm)ならびに持針器の開発・評価・臨床試験をおこない、世界で初めて100μm以下の領域を手術可能領域とする。

研究開発の成果と事業化の予定

高解像度立体視顕微鏡装置と針糸を含む基本器具の開発により、世界で初めて100μm以下が手術可能領域となる。

このことは臨床医学にとって全く未開の治療領域が開かれたことを意味し、正確で高度かつ低侵襲な治療方法へと移行し、より詳細な観察研究から新治療法の提案など医学界の活性化、それに伴い新たな市場をつくりだすことになる。

加えて、バイオテクノロジーによる組織創製では、分化誘導した細胞からより人体器官に近い組織~器官生成の過程に必要な、微細組織を操作する手段を提供することになる。

平成16年度内を目標に、手術用の高解像度立体視顕微鏡及び顕微鏡懸架装置、超微細手術を可能とする極細針(直径30μm)及び把持器等の開発、臨床試験と評価をすべて終了し、翌年度から具体的な販売を開始する。
本開発により、画期的手術治療を可能とすることから、大学病院等の主要医療機関において、使用機器を一新あるいは更新する必要に迫られる。地域内だけで40億円/年以上の売上を期待でき、関連企業の雇用維持に加え新規雇用が創出できる。

これまでの顕微鏡の世界市場規模は640億である。世界的に同様の需要が発生すればその効果は絶大であり、本開発装置の事業化は大いに期待できる。