生産者の声

三鷹市野菜生産組合(2008)組合長 伊藤定男さん(談)

野菜は旬のものの採れたてを生で食べるのが一番おいしい。
最近は、その土地のものをその土地に住んでいる人が食べるのが体にいいとか、地産地消の意味からも大事だ、とか言われているけれど、農家として言えば、地の野菜は一番おいしいと感じている。
やっぱり、おいしいものには勝てないよ。

三鷹市野菜生産組合員は75名。今は、市場に同一野菜を多量に出荷するというよりも、たくさんの種類を育て、地元での消費を大切にしているというやり方が割と多い。
また、一つの品種をできるだけ長い期間収穫できるように栽培する(長期採りと言っている)工夫にみんな取り組んでいる。経験と努力と技術と、肌で感じる「勘」みたいなもの。それが農業にはとても大切だと自分では思っている。

自分の畑でも、時期を何段階にもずらした種まきをするために、ハウスの中に電熱線を引いている。冬でもハウスの中に入るとじんわりと地面が温かい。

また、例えばトマトについては、土で育てるより養分管理や水分調整が楽にできて、品物としても甘みが強い高糖度なトマトを育てるための栽培方法も取り入れている。組合の農家同士、情報交換や連携をとっている。露地野菜もほんとうにおいしいから。近隣の住宅地の方とも仲良くさせてもらっている。

三鷹だからこその、旬の野菜はたくさんある。旬の野菜はおいしいよ。
例えば、ジャガイモだったら6月7月。ズッキーニは5月中旬から6月上旬ぐらい。トマトは割と三鷹全体で通年栽培をしているな。

今回のプロジェクトでは、野菜を使って、地元のパン屋や洋菓子屋が新しい商品をたくさん作ってくれる。これもうれしい話だね。みんなに取れたてのおいしい野菜をもっともっと食べてもらいたいから。

伊藤定男さんと野菜