野崎西まちづくりニュース第3号

1999年7月1日

まちづくりニュース3号タイトル

『野崎西まちづくり検討案』を市長に提案(1999年6月22日)

協議会の3年間の成果を検討案に集約

およそ3年余りにわたって、野崎地区の将来のまちづくりのあり方について検討を進めてきた「野崎西まちづくり協議会」は、これまでの協議会の成果を「野崎西まちづくり検討案」にまとめ、6月22日市長へ提案をおこないました。

提案を受けて、三鷹市長は、「住民主体で地区のまちづくりプランを作り上げたことは画期的です。皆さんの理想が実現できるよう、これからも共に、まちづくりを考えていきましょう。」とのコメントを発表し、これまでにない住民発意の取り組みに対して、関係各方面より関心が寄せられています。

今回提案された「野崎西まちづくり検討案」は、前回の全体会(1998年5月10日)で承認された野崎西地区の将来イメージに基づいて、さらにより具体的な内容に踏み込んで検討を進め、この1年間の成果をまとめたもので、併せて、より具体的なまちづくりの構想を検討するために設定した、モデル地区のイメージプランも提案されています。

まちづくり検討案の対象地域
野崎西まちづくり検討案の対象地域

野崎西まちづくり検討案の概要

野崎西まちづくりの基本となる考え方

まちづくり基本2

「野崎西まちづくりの将来イメージ」に基づき、野崎西まちづくりの基本となる考え方を次のように設定し、さらに検討案では野崎西まちづくりの目標に基づく、具体的なまちづくりのイメージを示しています。

地域の個性を活かし、くつろいで楽しく買い物ができるゆとりのあるまちづくり

地域の個性

三鷹駅と調布駅から離れている場所であり、駅周辺の中心市街地とは趣きが異なり、緑豊かなオープンスペース・共同駐車場を配し、商業敷地内は安心して買い物ができるよう、人と車の動線を分ける。

敷地内車路

共同開発の店舗・駐車場には、敷地内車路を設け、通過交通の渋滞を招かないように努める。

商業施設

子供から高齢者までが楽しんで過ごすことができる、まとまりのある商業施設を誘致する。

コミュニティバスの誘致

交通利便性の向上と交通渋滞緩和をはかるため、コミュニティバスを誘致する。

レンタサイクル

自然豊かな野崎周辺地域の散策用に、レンタサイクル店(自転車の貸出)を誘致するとともに、安全で快適な自転車道のネットワークを形成する。

豊かな緑を活かした、子供から高齢者までが質の高い生活を送ることのできる、暮らしやすいまちづくり

ケヤキ

地域の財産でもある人見街道の「ケヤキ」を大切に保全し、沿道緑化をはかり、常に緑のうるおいを感じられるよう街並みを創設する。

やすらぎ空間

やすらぎ空間として、ポケットパークまたはオープンスペースを各所に設置する。

落ち着いた街並みの形成

建築物の高さ、色彩、看板等の規制により、統一感のある街並みを誘導する。

店舗壁面の制限

建築物は、壁面位置を制限し、ゆとりある街並み空間を創生する。

電線の地中化

電線を地中化し、歩道空間にゆとりを設ける。

せせらぎ

野川、仙川、玉川上水の三本の川が流れている三鷹市の個性を活かし、オープンスペースまたはポケットスペースなどに「せせらぎ」を設置し、うるおいを感じられるようにする。

車イス使用者のために

建築物(特にレストランやトイレ)・歩道・敷地内通路・駐車場等は、車イス使用者が安心して使用できるよう、幅員、段差、傾斜路等に配慮し、ゆとりのあるスペースを設ける。

誘導・指示サイン

子供、高齢者、障害者等、誰でも理解できる、景観に邪魔にならず、分かりやすい誘導指示サインを配置する。

地域の個性・歴史を尊重しながら、新たな個性・歴史・文化を育むまちづくり

ケヤキの植樹

地域の財産である「ケヤキ」を大切にし、また、オープンスペース・ポケットスペースにはケヤキを植樹する。

農業用機具の展示

昔ながらの農家が多いこの地域の個性を活かし、各家の蔵に保管されている「昔の農機具」など個人宅に保管されている昔の生活品を集め、蔵を利用するなどして公開・展示し、現在の子供たちに野崎の歴史を理解してもらう。

雨水リサイクルの推奨

野崎地区の住居、店舗、公共施設等の建築物に、雨水貯留槽の設置を推奨し、災害用、草花用、水洗トイレ用、せせらぎに流す水などに使用する。