野崎西まちづくりニュース第1号

1997年2月17日

まちづくりタイトル1号

初の試み”市民主体のまちづくり” ~東八道路沿いの野崎西地域で~

『野崎西まちづくり協議会(仮称)設立準備会』が開かれる

10人の発起人の呼びかけにより、野崎西地域の東八道路沿い(野崎3、4丁目の一部)に住む地域住民等が集まり、この地域のまちづくりを住民の手で行おうという趣旨のもと、『野崎西まちづくり協議会(仮称)設立準備会』が開かれました。当日は、地域住民等33人、三鷹市から3人、(財)三鷹市まちづくり公社からの4人の合計40人が参加しました。

東八道路は三鷹市の中でも道路幅員30メートルの主要な幹線道路です。現在では、レストランや自動車販売店、家電量販店などの郊外沿道型の商業施設の立地が進み、三鷹駅前地区と並んで三鷹市の商業核のひとつに数えられています。また、この地域に近い調布基地跡地には、都営コミューター空港や武蔵野の森スタジアムの建設も予定されています。しかし、将来のビジョンがないまま、個別の開発や商業集積が進んだのでは、魅力に乏しい商業地域や無秩序な住宅地、そして農地の混在する雑然としたまちができてしまうことが懸念されます。

そこで、魅力と賑わいのある商業と、良好な住環境の住宅街が共存できるまち、そんなまちを地域に住む人みんなで考えていこうという気運が盛り上がってきました。

まちづくりの進め方

設立準備会では、『野崎西まちづくり協議会(仮称)』設立の趣旨説明や『野崎西まちづくり準備会』における検討内容の報告がなされるとともに、協議会(仮称)の組織体制等、協議会(仮称)を運営していくにあたっての根幹となる『野崎西まちづくり協議会(仮称)運営規約(案)』が検討されました。その『運営規約(案)』では、

協議会(仮称)は、

「東八道路沿道における魅力ある商業集積及びその後背地における良好な住宅地の形成を図るためのまちづくり構想を作成し、三鷹市長に提案するとともに、将来に向けて計画的なまちづくりを進めること」

を目的とし、その構成員は、

  1. 野崎西地域の東八道路周辺に居住する者及び関係者
  2. 対象地域内及び周辺の町会
  3. 対象地域に関係する住民協議会
  4. その他の関係者

とされています。また、

  • 三鷹市や(財)三鷹市まちづくり公社の職員
  • 専門的知識等を有する者

のオブザーバー的参加も認められており、市民と行政の協働により、まちづくりを進めていくこととされています。

組織体制としては、「協議会」には役員として、会長、副会長、幹事等を置き、これらの役員で構成される「役員会」を組織し、その求めに応じて、まちづくりに関する具体的な検討を行う「検討委員会」を幹事と若干名の会員で組織する、とされています。

今後、協議会(仮称)では、およそ1年にわたって議論し、地域の皆さんの賛同を得て、まちづくり構想案の作成を目指して活動していきたいと考えています。

野崎西まちづくり協議会組織図(案)

協議会組織図

『野崎西まちづくり協議会(仮称)設立準備会』を開催
~3月9日(日) 市民会堂別館3階~

この協議会(仮称)設立総会では、参加者のみなさんに、協議会(仮称)設立の趣旨を広く知っていただくとともに、準備会における討議内容の報告、運営規約(案)の決議、役員の選出等、実際の協議会を運営していくにあたっての討議を中心に行いたいと考えています。

対象地域にお住まいの方、または土地や建物の権利をお持ちの方などで、野崎西まちづくりに関心をお持ちの方は、積極的にご参加下さい。

(財)三鷹市まちづくり公社による支援

三鷹市は『三鷹市基本構想』において「人間のあすへのまち」を目標として、これを支える大きな柱として「高環境」「高福祉」の都市づくりを掲げています。特に都市整備においては、安全性や利便性の視点に、都市景観やアメニティ等の新しい視点を加えて、将来の都市像を「緑と水の公園都市」と位置づけています。

また、そのような都市づくりの推進にあたっては、従来の行政主導の都市づくりではなく、市民と行政の協働による都市づくりを目指しています。そのような市民主体のまちづくりを進める際に、そのお手伝いをする組織として「(財)三鷹市まちづくり公社」が設立されています。

具体的には、この野崎西地域のような住民により発案された構想を住民自らが練り上げようとするとき、そのお手伝いをするというわけです。

まちづくり公社では、地域住民が自主的なまちづくりをするために協議会等の団体を結成した場合には、一定額の助成金の交付を行うことができる制度を用意しており、野崎西まちづくり協議会(仮称)にも運営費を助成し、支援する予定です。